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 みきてぃから話を聴いた

『おれ、ゲーム、する』のコミュニティに所属しているちゃぼ。

今回はバイオ6の体験版プレイ実況の後に生主のみきてぃからメンバー集めに関して話を聞きました。

 


『おれ、ゲーム、する』の現状と新規参加者を大幅に確保する為には

 

 私たちのコミュニティの現状は概ね以下

  • 参加人数:1230人(9月30日時点)
  • 開設日:2012年02月15日
  • リンク

 はじめは地道に生放送をやってきましたがコミュ人数が一気に増えたのはみきてぃが『ドラゴンズドグマ』の実況プレイ動画を上げてからでした。

 


 

これの反響がすごくて動画を上げた当初は200人ほどだったのが短期間で気づけば1,000人越え。

(ドラゴンズドグマで検索すると未だにトップの再生数です)

さらに全ての動画を上げ終わってから今でも動画からの参加者がちょくちょくいます。

 

以上の経験を通して学んだことは

トップのコミュニティにのし上がるには動画配信が必要不可欠

 ということ。

生放送一本でやっていくのは難しい

もちろん生放送を長いことやっていたらある程度の参加者は集まるので単純に楽しむだけなら問題ありません。

ですが、コミュ参加者を爆発的に増やすとなると生放送一本では難しいというのが2人の感想。

というのも

  • 生放送は配信している時だけしか参加者獲得のチャンスがない(過去の放送で検索すれば出てくるけど大部分は違うはず)
  • 配信するのが需要のあるテーマじゃないと身内しか集まらない

といった理由があるからです。

またこれだけで人を増やしていくには

  • コラボ放送などで知名度を高める
  • 企画力を養う

といったように他の生主さんとの繋がりもある程度必要になってくると思います。

動画は自動でコミュ参加者を集めてくれる装置

顧客の商品を宣伝する為の手法の1つに「サイト等で顧客のメールアドレスを合法的に手に入れそこにメールマガジンを送ってセールスをかける」というものがあります。

そして見込み客のメールアドレスなどを集める為のページのことを『スクイーズページ』と呼ぶのですがそこでは『無料』『今だけ』といった訪問者にとって魅力的な文言を並べてメールアドレスの入力を促す内容になっています。

一旦それを設置してそこにアクセスを流れるようにしておけば後はほったらかしでメールアドレスが集まるという仕組みです。

 

ニコ生コミュニティにおける動画を用いた参加者集めもこれに似たような感じです。

はじめに手間をかけて動画を作成して上げてしまえば後はその動画が勝手に検索等でその動画を見に来た人をコミュニティに流してくれるのです。

動画見る→こいつおもろいやん→コミュニティへのリンク→入ってみるかー

という流れが自然に出来ます。

生放送では毎回頑張って放送をしなければならないですが動画ならメンテナンスを除けば24時間コミュニティへアクセスを流してくれるのです。

更に動画ならニコニコ内ではなくグーグルやヤフーの検索結果にも反映されるところもポイント。

つまりニコ動以外で検索して興味をもった人をコミュニティに引き込めるのです。

ニコニコ動画のドメインはかなり強いですから『●●(ゲームタイトル) 動画』で勝手に上位表示します。

 

このように動画は編集などの苦労はいるものの一度設置してしまえば後は勝手に参加者を集めてくれる装置なので自分達のことを知ってもらうなら動画を上げるのが一番手っ取り早いです。

ゲーム実況動画の問題点

我々が上げている動画は以下

です。

ドラゴンズドグマ以降他の2作品を現在上げていますが

やはり旬なタイトルでないと効率よく参加者を集めることは出来ません

みきてぃがはじめての実況動画であそこまで人を呼べたのは

  • 上げるのが早かった
  • カプコンの大々的な宣伝によるゲーム自体の大きな知名度

の2点です。

ですのでゲーム実況動画となってくると発展途上の生主ならやはりタイトルでほぼ集められる人数は決まってしまうと思います。

更にゲーム実況動画の場合は

新作を発売日から早い段階で上げていいのかどうか

という問題点も常につきまといますからある程度の批判も覚悟しなければなりません。

(このコミュニティではゲーム実況動画の削除の可否は全てニコニコの運営側の判断に一任しています)

 単にゲームの動画を上げれば人が集まるというものでもなくそういった点も合わせて計画していく必要があります。

 

ちなみに現在我々は今後の動画配信としては最新作の『ボーダーランズ2』の実況動画を考慮にいれています。

『ドラゴンズドグマ』ほどメジャーではないですが配信が上手くいけば相当数が集まるかと

動画は自分が改めて見て納得の出来るものを

とはいっても旬な動画を上げれば確かに注目は集まりますがそれが面白くなければ当然誰もコミュニティに入ろうなんて思いません。

その点みきてぃのニコ生やゲーム実況動画における情熱は目を見張るものがあります。

私はいつも参加して適当に遊んでいるだけなので何もしていませんが彼は編集のほかにもいつも自分が上げた動画やニコ生のタイムシフトを隙間時間にチェックして

  • 面白くなかった点
  • 改善すべき点

などを洗い出し、次の放送に活かしています。

彼曰くドグマの動画でも

「自分が後から見ておもろいなと思った奴はやっぱり再生数も多かった」

と言っています。

恐らく常連の人が面白かったからとそのパートだけ2週したりしたんでしょうね。

このように自分が後から見て納得いく動画はやはり再生数にも繋がっていくみたいです。

彼ほど熱心に観ずともとりあえず『改めて観て自分がニヤニヤできるか』どうかは最低チェックしておいたほうがいいかもしれません。

 

更に彼は他にも空いた時間で面白いシーンの抜き出しやしゃべっていない所を見つけて編集点を付けるなんてこともまめにやっています。

挙句の果てに仕事中でもネタに使えそうなことがあれば逐一メモをとっているのだとか。

そうやって常に放送や動画に来てくれた人を楽しませることを考えています。

 

もしこれがビジネスだったとしたら10年後の彼の年収は確実に1000万円以上でしょうね。

それだけに残念な感じですがこれこそが『みきてぃ』って感じです。

 

まあ、現在のネット世界ならこれを収益に繋げることも出来ますが今はそんなことを考えずにまだまだ純粋に楽しむ時期。

それに彼なら何も考えずとも今の状態を続けていけば間違いなく勝手にそれらで飯を食えるようになるでしょう。

(どんどんそういう世の中になっています)

参加者集めは動画・コミュメンバーとの触れあいはニコ生で

 ってな感じで我々の結論としては

  •  コミュニティメンバーを集めるのは動画の仕事
  •  コミュメンバーとの触れあいはニコ生で

といった感じです。

コミュメンバーを集めたいなら労力を動画作成に傾けるってイメージかな。

もちろんニコ生でもメンバーになってくれる人はいますが偶然だったり結局ドグマから流れてきた人だったりでやはり動画経由の参加者が今でも圧倒的に多いです。

ですが『ドラゴンズドグマフィーバー』も今は落ち着いた状態。

ってことでガツンと人を集めるならやはり上で述べた『ボーダーランズ2』のように旬なタイトルをやっていく必要がありそうです。

真面目に考えたけどやっぱり基本は『ゲームを楽しむ』

 そんなこんなでニコ生での効率のいいコミュメンバー集めに関して考えてみましたが、我々がやることはこれまでと変わらず

ゲームを楽しんでいるところを観てもらう

自分達がみなさんを楽しませようと考えながらプレイしていけば必ず参加者は増えていくと信じています。

 

元々いつもプレイしている状況を「これを配信したら面白いんちゃうか?」ってみきてぃが考えてはじめたのがきっかけ。

今でも放送外でプレイするときはみんなでやるときはもちろん二人でもトーンが落ちるだけでほとんど雰囲気は変わりません。

1つ変化があるとすれば2人でやっているときにどっちかがおもろいことやったら「それを放送で出せや!」って突っ込みが増えたぐらいですかねw

 

ってことで今後も彼はおもろい配信や動画作りの為に人生を捧げるでしょうし私もそれに参加して一緒に楽しませてもらいます!

とりあえず1年後か2年後に無事有名コミュニティーになっていたらとりあえず初期から来てくれていたリスナーさん達の事をAKBにならって『神セブン』と呼ばせてもらいます。

(雪希さん、ゾイスさん、アルトさん等々)



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