ボイスサンプルを更新【重視すべきポイントまとめ】
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最近、ボイスサンプルを更新しました。

現場でお世話になっている制作会社の方がワークショップを開いてくれたのでその流れで録ってもらいました。

今回はその方からワークショップで教えていただいた、プレイヤーを選ぶ立場の方々(クライアント、ディレクター、音響監督、制作会社)が重視するポイントについて共有します。


ボイスサンプルは聴き手の想像力を刺激することが大事

早速以下にボイスサンプルを作る上で重要なポイント、注意すべきポイントについてまとめます。

・演じるキャラの魅力+実績を重ねた上での演技の魅力を伝える

・マイナスなセリフは入れない

→特に暴言などは聴き手を不快にさせるリスクがあります。

・どういう人かをストレートに知らせる

→元気なキャラが落ち込んでいるシーンは×。元気なキャラであればその元気さを前面に出したほうが良いです。

・一言で終わるセリフは最初に入れない

→「おはよう兄さん!」など、一言目で完結するセリフを入れると聴き手は「区切りがいいから次に行こう」となってしまい最後まで聞いてもらえない。

・1個目は声を作らない

→本線(自分の素の声)での芝居をまず相手に伝える。そこから2個目以降、そこの本線からどれだけふり幅があるかをアピールする。

・自分に出来ないキャラは入れない

→インパクトのあるキャラなどは聴き手を引きつける力はありますが、聴き手は「この声で数時間の収録に耐えられるかどうか」も加味してチェックしています。

・年齢感を作り過ぎない

・他キャラとの兼ね合いを考える

・余力を残した年齢感

・キャラクター付け過ぎない、くどくし過ぎない

→叫んだり全力を尽くすことはボイスサンプルでは不要。多少の余力を残しておくことで、聴き手の想像力を掻き立てることが重要です。

・無理にオチを付けなくていい

→オチをつけたいがあまり、1つのセリフが30秒を超えるなどのパターンは多いですが、聴き手はオチを求めているわけではないので無理をしてオチを付ける必要はありません。

構成について

・一つのセリフの時間は15秒~20秒
・登場人物は増やし過ぎない
・ベーシックな構成は以下
1.本線一個
2.年上
3.年下
4.飛び道具
→最終的に自分の個性ぶつける
・自分自身のウリ、フォーム構築について考える
キャラクターの意味→個性
キャラクターに寄せるとは・・・
1.自分と真逆か、自分に寄せるか
2.自分というキャラクターを知る
・自分というキャラクターを知るために
自分の性格、内面を書き出す
→組みあわせて自分のやりやすいキャラクターを考える
例:協調性
反抗的
臆病
卑怯
高圧的・威圧的
承認欲求
忠誠心

台本読解に役立つ思考法(おまけ)

・水平思考と垂直思考
→水平思考(ラテラル)、垂直思考(ラジカル)
・水平思考とは→規制に囚われない発想
自分の主観を排して、そのセリフから想像可能な背景や展開について様々な可能性を考える。
・垂直思考とは→自分の価値観、主観
自分の捉え方、感じ方が表現に表れる→個性
初めから垂直思考(自分の主観)で台本やセリフを決めてしまうと、視野が狭くなり動かなくなる
→垂直思考で構築した場合、それが現場で1発で通ればいいが、通らなかった場合、ディレクションをもらっても対応出来なくなる。
だから、まずは水平思考でその台本やセリフ、キャラクターに関する様々な可能性、道筋を考える→その上で垂直思考でそれぞれの道筋(パターン)を自分なりに掘り下げる。
・水平思考の発想例
1.刺激的発想法:物事に対してこうあってほしい、逆にしてみたらどうなるか考える。
2.挑戦的思考:なんのためにそれが存在するのか、あるいは何のためにそうなっているのかを考える。
3.反証的発想:通例(一般の考え)とは真逆の考えをした時にどう展開するかを考える。
2020年も4月を迎え、私の事務所に関しても新しく入ってくる仲間もいれば、新しい場所に行くために出ていく人など、様々な変化があります。
私は変わらず今年も同じ事務所で精進していきますので、引き続きよろしくお願いします。




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