RADEONの最上位グラボRX6900XT(MSI)を購入【画像/レビュー】
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買っちゃいました。

MSI製のRADEON RX6900XT。

お値段なんと19万4千円也。さっそく取り付けて遊んでみます。


MSIグラボのトリプルファンかっこよすぎ

注文から2日で到着。今回はPCワンズさんで購入しました。

→PCワンズの通販ページはコチラ

早く取り付けたいのでどんどんあけていきます。

でけええええええええええ。

今回購入したのはMSI製『RADEON RX6900XT GAMING X TRIO 16G』という製品です。

RX6900XTのOC版でブーストクロック2340Mhz、GDDR6メモリ16GB搭載の化け物グラフィックボード。

手持ちのRTX3070(玄人志向)の外箱よりも一回り大きかったです。

早速、中身をば・・・。

(奥のキーボードは最近サブPC用に買ったHyper Xの製品です)

まず外箱を外すと各種説明書やガイドブックが入っています。

MSIシールは入ってなかった・・・。

高い買い物なだけに説明書などが若干折れていたのは残念。

製品本体とあわせてサポートステーもついてきます。

グラボを支えるパーツですが、私のクーラーマスターのケースには最初から付いているので今回は使いません。

いよいよ本体とご対面・・・。

でかすぎ・・・!!

けどめちゃくちゃかっこいい。

グラボはこれまで玄人志向やZotacだった私にとってMSI製のグラボは初。

この最上位のモデルに搭載されているトリプルファンにずっと憧れていたのですが、近くで見ると大迫力。

期待を裏切らないかっこよさでした。

1.5㎏なので重量感も半端ないです。

背面バックパネルのGPU部分には無数のチップコンデンサ。

メインPCに入れる前にとりあえず、以前購入した長尾製作所のグラボディスプレイ台を使って飾ってみることに。

支えられるか不安でしたが問題なし。

めちゃくちゃかっこいいなおい!

ハイエンドな超重量グラボも支えられるディスプレイ台、オススメです。

使ったのはこれが初めてなんですが、グラボがあと2枚増える予定なので実はもう1台購入してます。

補助電源8ピン×3の大食い野郎をケースに組み込む

それでは早速こいつをメインで使ってるRTX3070と入れ替えます。

ドライバはDisplay Driver Uninstallerで事前に削除しておきました。

面倒ですが指示に従ってちゃんとセーフモードで作業。

ドライバを削除したので早速開けていきます。

グラボとあわせて玄人志向のRTX3070に付属していた光るサポートステイも外しときました。

これがなくても十分存在感があるので。

補助電源も8ピン×2から8ピン×3になるので追加。

無事取り付けが完了しました。

すげえ存在感・・・。

無事起動しました。

MSIのモチーフであるドラゴンも相まってめちゃくちゃかっこいい。たまらん。

取り外したRTX3070はとりあえずディスプレイ台へ。

うん。置物としても十分にかっこいいので眺めてるだけで満足です。

気が進まないけどRTX3080も届いたら私もマイニングしようかなあ。

(現在、仮想通貨の高騰でその取引をグラボでお手伝いしてビットコインでお小遣いをもらうマイニングブームが再来。現在グラボが枯渇している原因の一つ。他にはコロナ禍での需要増、運送費・関税の値上がり、転売の横行なども原因。とにかくいま、グラボがまじでない)

さすがに時価9万円~10万円の置物はちゃぼには贅沢すぎる・・・。

Radeon ソフトウェアなどで各種設定をしていく

とりあえず付けたらまずはBIOSへ。

CPUがRyzen7 5800XなのでSAM(スマートアクセスメモリ)をぜひ試してみたかったのです。

とりあえずAMDのページからドライバやユーティリティなど必要なものをダウンロードしていきます。

MSIからはOCツール『アフターバーナー』やLEDを変更するミスティックライトを使うための『ドラゴンセンタ』ーをDL。

入れたもののOCなどはしないのでアフターバーナーは別にいらないかな・・・。

マイニングするときには主にこのツールで微調整して電気代の削減、収益の増加を図るそうです。

ドラゴンセンターでついでに製品登録も済ませておきました。

ミスティックライトではとりあえず定番の青(ブレス)にしておきました。

うん。最高。

一生眺めていられます。

ざっと必要なソフトウェアをDLしたところで早速、ベンチマークをとっていきます。

圧巻のグラフィック性能

まずは定番の3DMARK(TIME SPY)から。

はいすごい・・・。結果は17,316でグラフィックスコアは驚異の19,220。

RTX3070+Ryzen7 5800Xの13,097を6,000以上も上回っています。

これは買って良かったと言わざるを得ない。

FF15ベンチ(4K高品質)は7,503で快適判定でした。

こちらもRTX3070と比べると順当にスコアアップ。

NVIDIA有利のFF系でも化け物じみたブーストクロックでしっかりと結果を残してくれました。

FF14になるとフレームレートが急降下

軽く遊んだサイバーパンク2077、レッドデッドリデンプション2でも画質を上げつつFPSもWQHD環境で20以上上がったので大満足。

特に画質を上げるとモリモリVRAMを使うRDR2では何も考えずに16GBのメモリをフルに使えます。

幸せすぎる。

ですがここで悲劇が。

FF14のベンチマークを回したところ、途中でクロック数が急低下しスコアが悲惨なことに・・・。

ゲーム内でも人が比較的集まるユールモアではFPSが24。

これでは話になりません。

各種設定でコアクロックを固定したり、モニター設定を変えたり、ドライバを再インストールしたり、SAMを無効にしたりといろいろやりましたが改善しませんでした。

FF14だけDirect X11なので、それが原因なのかな。ちなみにゲームの起動画面では問題なく動いていました。

なぜかゲームにログインすると悲しいほど低下している状況です。

(コアクロックを固定した際にはきちんと2300Mhz出ていたのにゲーム内のFPSは変わらず)

何をやってもダメだったので一応バグレポートという機能から開発チームに連絡しました。

これで改善するならいいですが、もし改善しないようならZotacさんの通販で買ったRTX3080が届き次第載せ替えることになります。残念。

その場合、RTX3070に加えて19万円の置物も追加されることに・・・。

※先ほど他のゲームの動作テストをしていたのですが「シュタインズゲート」に関しても32bitで動作しているからか「シュタインズゲート0」では「十分なメモリが確保出来ませんでした。」と出てゲームがプレイ出来ませんでした。

(ほかのシリーズでもゲームは始まるがメイン画面で選択項目が出ない、暗転したままなどの不具合)

NVIDIAでは何も考えずとも出来ることがRADEONだと出来ないのはもどかしい・・・性能は十分すぎるだけに余計にです。

様子見ですがとりあえず満足

FF14がまともにプレイできない、ユーティリティやドライバの成熟度が足りていないことを除けば非常にいいグラフィックボードだと思います。

警戒していたコイル鳴きも私の環境では一切ありませんでした。

(クロック固定するときに上げすぎて一度鳴きましたが、定格でゲームを遊ぶ分には大丈夫)

単純なグラフィック性能ならNVIDIAに負けてないのに・・・ドライバが惜しい。

DLSSの対抗技術とされているFidelityFX Super Resolution (FSR) の開発・発表とあわせ、今後に期待です。

→RADEON RX 6000シリーズの販売ページはコチラ(Amazon)

→後日、RTX3080が届いたので入れ替えました(紹介記事)




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