
メインPCに続きサブPCの構築も一段落しましたが、まだ収まらない自作欲・・・。
動作不良で廃棄した元メインPCに積んでいたCPU「Core i7 2600K」の動作チェックを兼ねて、サンディーブリッジPCを組むことにしました。
10年前の化石CPU『Sandy Bridge』は無事なのか
サブPCで久しぶりにIntel(i5 10400F)のCPUを触って、AMDもいいけどIntelもやっぱりいいなあと実感。
なので過去のメインPCに積んでいたCore i7 2600Kも動かしてみることにしました。
不安点としては、前回こいつを積んだPCは最終的に一切起動しなくなったため、動作する保証がないということ。
当時は知識が乏しく、業者に見てもらったところ「マザーボードともしかしたらCPUも死んでるかもしれない」と言われ、その後ろくに検証もしないままCPU以外は廃棄してしまいました。
ですが今になって思い返すと、恐らく故障していたのはマザーボードでCPUはワンチャン生きているかもしれないと考え、今回パーツを再び揃えて動作させることを決意。
今回揃えたパーツがこちら。
これらはドスパラの中古通販で取り寄せました。
お値段は全部でキリよく8,888円。
実は今回のCPU、正確には忘れましたが空冷で4.2Ghz~4.5GhzでOCして常用していました。
そのため負荷によるCPUの故障も可能性として十分に考えられるため、店舗を1店舗に絞り、そこで買える最安値のパーツを選択しました。
(メモリだけ無駄に8GB積む!)
私が確認したときには京都店に電源ユニット含めてちょうど揃っていたので助かりました。
もちろんこれらのパーツはメルカリやヤフオクを駆使すればもっと安く揃えられますが、私は人見知りなので基本利用しません。
(個人売買は信用度が落ちるというのも理由です)
古かったり動作に不安のある電子部品を積む前にすることといえばもちろんこれ。
エレクトロニッククリーナーによる洗浄です。
しっかり濡らしておきました。
速乾性なので10分もしないうちに乾きます。
単純にスプレーするだけですがこれを使ってダメだった場合、簡単にあきらめがつきます。
乾いたのでドスパラの綾瀬さんが確認してくれたソケットにCPUをはめこみます。
IntelのCPU取り付けに関してはRyzenみたいに嫌な思いをしたことがないのでリラックスして出来ます。
マザボは初めて触るバイオスター。
安いのはいいのですが、とりあえず悲しいのはケースファンを取り付ける端子が1個しかないこと・・・。
メモリ挿してから気づいたけど、全然メーカーちゃうやんけ。
350W電源も1600円ぐらいという値段相応の安っぽい感じですが、今回組む構成ならこれで十分です。
そしてこれからまさに動作検証という絶妙なタイミングでポストに注文していたビープスピーカーが放り込まれました。
Amazonで10個入りで499円という超激安価格。
以前、唯一のビープスピーカーを潰したときには、これを機にはんだ付けを始めようと思っていたのですが、これを見つけた瞬間にそんな思いは消し飛びました。
使い捨てだこんなもん。
手持ちのグラボ(GTX750 TI)、ビープスピーカー、電源スイッチも取り付けたところで早速起動していきます。
初回の起動チェックではBIOS画面が映る所までしか確認しないので、CPUクーラーは取り付けません。
エラーの要因は減らしたいので、CPUファンの端子は余っているクーラーで一応塞ぎました。
自作をする人なら誰でもそうですが、初回起動の瞬間が一番ドキドキします。
ビープスピーカーの音が正常だったのでその時点でほぼ勝ち確。
特に相性問題もなくすんなりとBIOS画面が起動しました。
生存不明だったi7 2600Kもしっかりと認識されていました。
OC状態で5年間ゲームでこき使った後、袋に放り込んで更に5年放置していたのに・・・すごい。
Intel最高。サンディーブリッジ最高。
CPUの生存確認だけでなく、グラボやメモリの相性問題も心配でしたが特に何事もなくパスしたので良かったです。
CPUクーラーに関してはAmazonで注文しているので届いたら装着し、余っているSSDを利用してWindows10をインストール、DVDドライブも繋いで実際に使える状態にしていきます。
メーカー違いのメモリを挿すのは初でしたが容量が同じなら特に問題なく動くものなんだなと実感。
ちなみに今回組んだマザボを組み込むのは元メインPCに使っていたNZXT製フルタワーケースの残骸・・・。
上と左右のパネルは取っ払ったのでほぼオープンフレーム。
せっかく復活したi7 2600Kには申し訳ないですが一旦これでサンディーおじさんデビューします。
あとはサンディーブリッジが生きていたのなら、こいつも動かさねばなるまいという思いが俄然強くなりました。
初めての自作PCで利用したCPU、Core i7 860です。
こちらはCore i7 2600Kにアップグレードした後、サブPCに載せておかんと妹に使わせていたもの。
こちらも不具合が起きた1,2年前に回収しましたが、症状の原因としてはHDDかマザボの故障っぽかったのでi7 2600K以上に動作する可能性は高いです。
なのでサンディーブリッジPCが仕上がったら、こいつでもう1台作りますが、調べてみると何気にLGA1156対応のマザボがあまりない上に値段も高い!!
ケースも新しく欲しいので色々考えます。