来るFF14のPS5勢に対抗するためサムスンのM.2で高速化【メインPC】
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私が遊んでいるゲームの中にFF14があるのですが、PS5の方でも2021年の4月にはベータテストが行われ、秋に正式リリースされるとのこと。

私のメインPCはグラフィック性能についてはPS5に少し勝っていますがロード時間については現状完敗。

そのためM.2 SSDをもう1枚追加して、更に既存のM.2にSATA SSDのOSを移行することにしました。

てかPS5のコスパ、ほんとにすごすぎ。


5500MB/sには届かずとも少しでも近づきたい

PS5は持っていますが私はどちらかというとPC派。

というわけでFF14はSteam経由で遊んでいるのですが、既存のスペックでPS5勢が入ってきたらその脅威のロード性能でマウントを取られまくる・・・

それは嫌だってことでサムスンの高速M.2 SSDを取り寄せました。

あとは「OSをSATAからM.2に移行したい」「SATA SSDを取り外すことでケースの省スペース化を図りたい」というのが目的です。

今回の作業の流れは以下。

  1. メインPCに新しいM.2 SSDを装着
  2. 既存のゲーム用M.2から新M.2へデータ移行
  3. 無料ソフト(Ease US)でOSを既存のM.2へ移行
  4. SATA SSDを取り外して初期化→別PCで活用

届きました!

今回注文したのはサムスン製のNVMe M.2の1TB。

読み込み速度は3500MB/秒で既存のM.2の1700MB/秒より高速です。

価格は18,667円でした。

更に上のグレードになるとPS5の読み込み速度(5500MB/秒)を超える7000MB/秒なんて製品もありますが、ここまでくると価格も2万5千円ほどになってきます。

予算的に厳しかったので今回は珍しく妥協。

秋にPS5ヒカセンと遊んで差を感じるようだったらその時にアップグレードしようと思っています。

届いたので早速サムスンIN

既存で使っているキオクシアより箱も豪華でした。

この大きさで容量1TB・・・意味不明です。

高い製品だったので説明書もちゃんと目を通そうとしたのですが・・・

テープでがっちり封がされていたのですぐに諦めました。

読ませる気ないだろこれ。

とりあえずメインPCのマザーボードにサムスンを装着していきます。

画像の中心にあるヒートシンクを外さないといけないのですが、そのためにはM.2用のファンについているプレートを外さないといけないので、グラボを付けたままでの手抜き作業は出来ません。

グラボはRTX3070(7万円)なのでおっかなびっくりやりました。

メインPCのCPUとグラボをいじる作業はほんとに神経を使います。

こういったときに付いて回るのが電源プラグを抜く作業。

これが固いし、狭い場所だと指を頑張って突っ込んだりしてストレスが溜まります。

特に最新の電源ユニットならともかく、昔の電源ユニットなどはやたらと固くて指が痛くなる・・・。

そこで自作Youtuberの「とモヤシ」さんが動画内で紹介していたカップリングツールを導入しました。

これがあれば狭い場所でも手を傷めずに作業出来る上、プラグが傷つくこともなかったです。

工具で5,000円は結構ハードル高かったですが買って良かったです。

別になくてもなんとかなるのでとモヤシさんの「PCを自作する人は全員買うべき」という主張には賛成できませんが、あれば作業がすごく快適になりPC自作がより楽しめることは間違いなし。

ヒートシンクを外したらM.2をセット。

あとは逆の手順で戻していくだけ。

無事に起動してくれるといいのですが・・・。

(使っているマザボはASUSのX570 F GAMINGですが、以前リセットを繰り返して起動しなくなりメーカーに保証で修理対応してもっています。

ですが長時間電源を切ったあとに起動すると、そのたびにリセットを数回行うため再発するのではと不安でした)

起動→リセットでOSが立ち上がりました。

幸いサムスンの新M.2は無事に認識されています。

デスクトップ左下のWindowsアイコンを右クリック→ディスクの管理でフォーマットした後にまずはこのPCに入っているストレージも含めてCrystalDiscMarkで速度をチェックしていきます。

SATA SSD(500GB)

OSはこちらに入れています。

SATA SSDなら鉄板の製品。

最大転送速度は「読み出し 550MB/秒、書き込み 520MB/秒」なのでこんなもんですね。

HDD(Seagate 7200rpm 2TB)

倉庫に使っているHDD。

HDDなので転送速度はお察しです。

M.2 SSD(KIOXIA 1TB)

ゲームはこちらに放り込んでいます。

Amazonの製品ページ記載の転送速度は、

【シーケンシャル速度】

読み込み:最大1,700MB/s、書き込み:最大1,600MB/s

【4KBランダム速度】

読み込み:最大350K IOPS、書き込み:最大400K IOPS

測定値では最大速度を上回っている上に1TBで1万円ちょい。

コスパとしては最高だと思います。

私の環境では今のところ不具合も全くなく使えています。

M.2 SSD(サムスン 1TB)New!

公式の最大転送速度 : 読み出し 3,500MB/秒、書き込み 3,300MB/秒

きちんと数値も出てくれたので一安心。

ランダム性能はキオクシアと同じくらいですね。

ベンチマークを取ったところで、続いては無料ソフトでOSをSATAからキオクシアのM.2に移していきます。

無料ツールでも簡単に移行できて感謝

今回使ったツールはOS移行では定番のEase US。

(リンク→https://jp.easeus.com/backup-software/free.html)

サイト内をいろいろ探して「easeus todo backup free」というツールで出来ることは分かったのですが、公式サイトでDLしようとするとメールアドレスの入力を求められました。

わがままですがそれは嫌だったので窓の社からダウンロード。

こちらならメルマガを送られずにDLすることが出来ます。

→リンクはコチラ

OS移行が終わったら、既存のOSが入っていたSATA SSDを取り外し、正常に起動するか確認していきます。

地獄の裏配線の中を縫うようにして抜き取りました。

こちらはOSの移行が正常に完了したことを確認してから初期化します。

OS・FF14共にロードが高速化

OS移行は問題なく完了していたので早速FF14のベンチを取ってみました。

キオクシアの時はローディングタイムが合計13秒ほどでしたが、新しいサムスンM.2では8.3秒に短縮。

最高品質では23,460

(合計ローディングタイム8.305秒、平均フレームレート175)

高品質では23,524という結果でした。

(合計ローディングタイム8.257秒、平均フレームレート182)

実際にプレイしてみましたが、確かにロードが以前よりも早くなってました。

テレポなども、飛んでから行先の名称が消えて1秒以内にロードが終わる感じです。

キオクシアでも十分でしたが、実際に違いを体感できると嬉しいです。

く、、、こうなってくると7000MB/秒の世界も気になる。

私のことなので、この分だとFF15がPS5で正式にリリースされるまでに買ってるでしょうねきっと。

SATA SSDとHDDを繋ぐSATA電源ケーブルが原因だったサイドパネルの閉めづらさもSSDを外すことですんなりと閉まるようになり喜び。

あとはリセット病。

起動までにかかる時間は短くなりましたが、やはり時間を置くとその分リセットするのでこちらに関してはメモリを入れ替えてどうなるかって感じです。

メイン作業が終わりSATA SSDの初期化で〆

SATA SSDの初期化に関してはちょうどいいタイミングでAmazonから使えるツールが届いたのでそれで対応します。

SATA接続のSSDまたはHDDに挿してPCに接続するだけで簡単に作業出来ます。

もちろんUSB3.0対応。

不具合を懸念してこちらはサブPCに接続して作業することにしました。

通電すると同時にランプが点灯。

起動については問題ないです。

PC上でもしっかり認識してくれました。

数百円と低価格、かつコンパクトなのでオススメです。

無事にM.2を追加でき、OSの移行も上手くいったので満足。一安心です。

直近ではメモリの積み替えを予定。

(2666Mhz 8GB×4枚→3200Mhz 16GB×2枚)

10か月ぐらいかけましたが、メモリをアップグレードしたらメインPCは完成。

今後やることがあるとしたらグラボをRTX3080にすることですね。

(ですが現在入手困難なのでとち狂ったらRTX3090買うかも)

あとは今回の作業を通して少なくともメインPCに関しては、OSやゲームのストレージはM.2以外考えられない体になってしまいました・・・。




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