
グラフィックボードなどの製造をしているZOTACが公式ストア、抽選で限定販売したホワイトバージョンのRTX3080が届きました。
グラボが枯渇している中、ずっと欲しかったRTX3080が定価で手に入って嬉しい限り。
遊びたいゲームがことごとく正常に動作しなかった原因であるRADEON RX6900XTと早速入れ替えちゃいます。
これのために白パーツでPCを組みたくなるカッコよさ
届きました。
お値段、税込み14万7246円也。
中身は納品書と・・・
本体。
これがグラボ枯渇の中でRTX3060tiと並んで特に手に入りづらいグラフィックボード、RTX3080です。
(製品名『ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity OC White Edition』)
RTX3080の実物を拝むのはこれが初めて。
手に入る気が全くせず、一時は最上位のRTX3090を買うために動いてたほどです。
早速、外箱から取り出して開けていきます。
まずはホログラム加工された袋に入った紙類が出てきました。
気になる点は裏面の傷。
先日購入したRX6900XTも付属の紙類が曲がってました。PCパーツって本体の検品はちゃんとしててもこういった付属品の検品っていい加減なケース多いですよね。
製品自体に問題はないですが高い買い物なので、個人的にはちゃんとして欲しいところです。
中には保証書やZOTACシールも入っていました。
そっと戻しておきました。
ZOTACの製品には追加料金を払うことで保証期間を延長できる「ZOTAC CARE」というサービスがあります。
グラボの場合、通常1年の保証が3年になるといった感じ。
加入するか迷ったんですが、追加料金を支払うのがネックかつZOTACのグラボでトラブったことは一度もないので見送りました。
こういうの見ると玄人志向のグラボのサポートがいかにすごいか実感します。
価格自体も他ブランドと比べて安価な上、デフォルトで3年の製品保証が付いてきますからね。
本体に付属していたのは補助電源用の6ピン→8ピン変換ケーブル2本のみ。
グラボ用のサポートステイなどは付属していませんでした。
そして、いよいよ本体とご対面。
白い・・・。
第一印象としてはハイエンドグラボなので長さはありますが思ったより細みだなというのと、若干プラスチック感が強めで安っぽい。
もうちょっとマットな方が好みです。
でも上からのアングルは良き。
このグラボは縦置きするよりも普通に挿した方がカッコいいと思います。
とりあえずグラボを取り出してまずやることといえば長尾製作所のグラボディスプレイ台に載せること。
うん。初めは質感が若干安っぽいかなと思ったんですがやっぱりディスプレイ台に載せて眺めると良いですね。
最近白パーツオンリーでPCを組むのが流行ってるみたいですが、これを見てると白グラボを基準にしてパーツを新規で購入して組みたくなる気持ち、分かりました。
玄人志向のRTX3070(2連ファンVer)と比べると長さはありますが、
やはりZOTACのRTX3080の方が高さは低いです。
私はごついグラボが好きですが細身のグラボが好きな人にはここも良いポイントだと思います。
バックパネルは全面をカバーしています。
他メーカーだと背面のチップコンデンサとかが剝き出しで、取り扱うときに意図せず触って恐くなるのでこれはありがたい。
補助電源は8ピン×2本。
端子構成はよくあるDP×3、HDMI×1で4画面出力対応です。
その他、仕様に関して気になる方はコチラのZOTAC公式製品ページで確認してください。
さすがのZOTAC→性能や安定性は当然申し分なし
ひとしきりグラボを眺めて満足したところで、現状RX6900XT(MSI)が積まれたメインPCにインストールしていきます。
RX6900XTは今回のRTX3080が届くまでの繋ぎとして買ったので、実質使ったのは2週間未満です。
しかも私が遊びたいゲームでの不具合(FPSの異常低下)が多かったので負荷もほとんどかけてません。
グラフィック性能はRX6900XTの方が上なので、問題なければRTX3080が届いた後もそのまま使いたかったんですが・・・。
(MSI製RADEON RX6900XTの紹介記事はコチラ)
RADEONのドライバは電源を落とす前にセーフモードでDDUにて削除済み。
さすがのちゃぼでも・・・
グラボの交換ぐらいはちゃんと出来ます。
補助電源は8ピン×2のケーブル一本で足りますが、念のためケーブルは減らさず2本で挿しておきました。
ハイエンドのグラボを買うようになってからケースにサポートステイが付属してるありがたさを日々実感。
(ミドルタワーで探してるならマスターボックス良きです→紹介記事)
起動や動作に関しては全く問題なし。
まあ個人的名機のRTX3080かつZOTAC製なんでここは1㎜も心配していませんでしたが。
見た目については黒基調にNoctuaのCPUファンと白グラボを突っ込んでるのでアンバランス感が否めませんが、これはこれでいいアクセントになっていると自分に言い聞かせました。
各種ベンチマークも取ってみました。
TIME SPYではやはりグラフィック性能でRX6900XTに差を付けられていますが、NVIDIAのお家芸でもあるFF14&FF15ベンチでは僅差で、FF15ベンチの4K高品質環境にいたってはRX6900XTを若干上回っています。
(RX6900XTでのFF関連のフルHDベンチは謎の性能低下で正常に計測できませんでした)
実際に自分でベンチマークを取ってみて、グラボの性能は純粋なグラフィック性能だけでなく、やはり各種ゲームへの最適化も大きく影響するんだなということを実感。
AMDも性能に関しては申し分ないレベルで上げてきていますが、とりあえずGeForceエクスペリエンスとドライバさえ入れればどんなゲームでも苦労せずに没頭して遊べるNVIDIAと比べると・・・やはり私の中では「NVIDIAしか勝たん」というのが現状の結論です。
サイバーパンク2077、レッドデッドリデンプション2でもWQHD環境で問題なく遊べるほか…
- FF14
- 7Days to Die
- シュタインズゲートシリーズ
など、RX6900XTでは正常にFPSが出なかったり起動しなかったゲームも問題なく遊べます。
NVIDIA最高。
ってことでRX6900XTはディスプレイ台へ左遷です。
見た目と性能はピカイチなので、今後AMDによるドライバの最適化やFidelityFX Super Resolutionの発表及び普及に期待しつつ、本領を発揮出来るまで温存しておきます。
個人的にはやはりメインPCで使いたいので、RX6900XTが問題なく使える環境になったらメインPCに戻し、白パーツにRTX3080を組み合わせた最強ホワイトPCを新規で作りたいなあなんて考えています。
増えていくグラボたち・・・。
RTX関係(3060ti、3070、3080)はどれも品薄なので我ながら良く集めたなって感じです。
さすがにRTX3070(玄人志向)まで余らせるのはもったいなさ過ぎるので、こちらはフリマサイトで売却しました。
購入時の価格は7万円でしたが、現状の相場に合わせて売れればいいやくらいの気持ちで中古にも関わらず10万円以上の強気設定で出品したところ2時間で売れました。
値下げも視野に入れつつ1日、2日はかかるだろうと思っていたので驚きです。
これから更に値上がり&入手困難が予想されるグラボ…
グラボの値段に関しては、半導体を作っているサムスンの製造ラインがただでさえひっ迫しており、同じく半導体メーカーのTSMCでも2021年4月から3割値上げすると発表した上、最近ではそこの工場の一部が火災で稼働停止になったというニュースもあったので今後更に高騰するでしょうね・・・。
ちゃぼは今回RTX3080が無事手に入ってメインPCが完成した上、サブPCにはRTX3060Tiを搭載し、更にディスプレイになっているRX6900XTもあるので、これにてグラボ争奪戦からは抜けさせてもらいます。
RTX3080が欲しいと思い立ってからおよそ2か月・・・長かった。
ZOTAC製の限定版RTX3080はこの記事を書いている時点で第1回の抽選販売は終了していますが、今後第2回、第3回の販売がそれぞれあるそうです。
詳細についてはZOTAC日本の公式Twitterで発表があるので白グラボが欲しい方、RTX3080を手に入れたい方は是非チェックしてみてください。
- ZOTAC日本の公式Twitter→コチラ
- ZOTAC公式ストアで製品ページが確認できます→コチラ(内容はパスワードがかかっていて閲覧不可)
- 発送時期未定ですがAmazonではたまに定価で注文を受け付けています→コチラ