初めて献血に行ってみた【かかる時間・中の様子・条件は?】
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用事で堺の方に行っていたついで、帰ろうとすると駅の前で献血を呼びかけているではありませんか。

時間が空いていたので初めての献血を体験してきました。


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堺の献血ルームは駅から徒歩2,3分。

ビルの5階にありました。

 

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エレベーターを降りて曲がっていくと献血ルームがありました。

コノ時点ですでに病院っぽいニオイがしてきて萎縮してしまう私・・・。

(堺東献血ルームのページはコチラ)

ちなみに献血の際に必要なものは以下

  • 現在or最近までに重い疾患のない健康な体
  • 身分証明証(免許証・保険証)

 

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中に入ると受付で職員からの必要事項の記入や説明がはじまりました。

そちらで自身の生年月日や住所、身長・体重を記入してその後にその情報が一致しているか上に書いた身分証明証で確認されます。

また同意事項(デメリット)や献血が出来ない条件に該当しないかの確認もありました。

献血する際に必要な同意事項

献血に伴う副作用
  • 気分不良・吐き気・めまい・失神(全体の0.9%⇒100人に1人)
  • 失神に伴う転倒(0.008%⇒12500人に1人)
  • 針を刺すことによる皮下出血(全体の0.2%⇒500人に1人)
  • 痛みやしびれ、筋力低下などの神経損傷(全体の0.01%⇒10,000人に1人)
個人情報取扱 個人情報は血液センターで管理され申告した情報はたとえ検査で献血ができないといわれても医師法、薬事法の規定で削除できない
血液の検査
  • 血液型
  • 不規則抗体
  • 梅毒
  • B型肝炎ウイルス
  • C型肝炎ウイルス
  • エイズウイルス
  • 人T細胞白血病ウイルス
  • ヒトパルボウイルス
  • ALT
血液の検査2
  • 血液型や輸血副作用の検査のため赤血球型、白血球型、血小板型など遺伝子検査を行うかも
  • 血液製剤の品質管理や輸血用の検査試薬の製造に使用する場合アリ
血液の行方 人に使うだけでなく研究開発に使われる場合アリ

  1. 血液製剤の有効性・安全性の向上及び検査法の向上を目的とした使用
  2. 病気の診断・治療や国民の健康状態の改善を目的とした使用

 こんなあなたは献血できない

  •  3日以内に出血を伴う抜歯治療(抜歯・歯石除去)を受けた
  • 4週間以内に海外から帰国した
  • 1ヶ月以内にピアスを開けた
  • エイズ検査が目的(ニュース⇒コレ
  •  6ヶ月以内に異性や男性との新たな接触・違法な薬物を使用した
  • 輸血や臓器移植を受けた
  • ヒト由来プラセンタ注射薬を使用した
  • 梅毒・C型肝炎・マラリア・シャーガス病にかかった

 こんなあなたは献血の前に相談しないといけない

  • 3日以内に薬を服用、使用した
  • 1年以内に予防接種をうけた
  • 3年以内にヨーロッパ、米国、カナダ以外に滞在した
  • 昭和55年以降、ヨーロッパ、サウジアラビアに通算1ヶ月以上滞在した
  • 今までに中南米諸国に通算4週間以上滞在した

献血直後にしちゃ駄目なこと

  • トイレ(採血直後は経たずに座って)
  • エレベーター・階段(注意して)
  • 2時間以内の入浴
  • 飲酒・喫煙(献血直後)
  • マラソンや水泳などの激しいスポーツ
  • 重労働(採血した腕に負荷がかからないように)
  • 採血した腕で重い荷物を持つ

 

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これらに同意したら必要事項を記入して献血に移ります。

献血には200ml・400mlの献血と成分献血といわれるものがあります。

成分献血は抜いた血から血小板だけを取り出して残った赤血球はまた戻すというもの。

こちらはより時間がかかりますが血小板は4日しか持たず、非常に貴重なんだとか。

 

献血の流れを以下に箇条書きでまとめます。楽させてください。

()内にかかった時間を書いていますがこれは混み具合によって変わってくるので参考程度にしてください。

  • 初めての人に対する説明や同意、必要事項の記入など(15分くらい)
  • 必要事項を記入したら係員が用紙を作成するまでロビーで待つ(5分ぐらい)
  • ロビーには雑誌やインターネットに繋がったパソコンがあり、ジュースも飲み放題
  • アイスに関しては献血後にもらえるコインで食べられる
  • 用紙を作成してくれたらそれを機械に通して改めていくつかの質問に答えていく(5分ぐらい)
  • 医師から呼ばれるまでロビーで待機(5分くらい)
  • 呼ばれたら簡単な問診や血圧測定を行う(7,8分くらい)
  • ちなみに医師はマスクを付けた60歳以上のおじいちゃんだった
  • 血が献血に使えるかを検査するために2ccの血を抜かれる(5分くらい)
  • 検査は献血とは違う腕でするため計2回針を刺される
  • 献血用の針は「かなり太いです」と看護師さんに言われて血の気が引く
  • ちなみにこの検査で血液型が分かる(A,B型それぞれに反応する試験薬に血を垂らす)
  • ちゃぼはO型と聞かされていたのでこの検査で間違いないことが分かり安心
  • 両親ともにO型なのでもし私がO型でなかったら事件
  • その後ロビーで待ってると呼ばれて献血ルームへ(5分くらい)
  • ロビーにはロッカーもありそこで荷物などを預けれるので会社や学校帰りにも最適
  • 簡単な説明や確認そして針を刺されて献血(合計10分程度)
  • 今回私は400ml(スタンダードらしい)献血したが採血にかかる時間は5分程度
  • 針は確かに今までの病院でみたことないほど太かったが痛みは刺すときだけ
  • 機械が動き出すと血を吸い出すため刺された部分が少しゾワッとする
  • 献血の際は飲み物を持ち込めるほか前に小型のテレビ(シャープアクオス)があった
  • イヤホンなどはないがスピーカーの位置が頭のスグ側なので外に音が漏れる心配なし
  •  献血の時は小さいメリケンサックみたいなのを手に握らされてそれをニギニギする
  • 握っていると力が入るのでそれでより多くの血を送れるらしい
  • 献血終了後はロビーで休憩(15分~30分)
  • 係員からご褒美と献血カード&アイスの自販機で使えるコイン×1をもらう
  • 落ち着いたら最後に止血用に巻いていたバンドを返却して帰宅
  • 献血直後は特に体に異変ナシ(しんどくなったらすぐにしゃがむなどして体勢を低く)
  • でも帰りに南海難波から近鉄難波に歩いて移動する際、時間が押していたので早歩きで行ったら電車内で少ししんどくなった

 

時間に関しては通常の献血でもロビーでの待ち時間を考えると早くて1時間以上、成分献血なら2時間ほどの時間がかかります。

 

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こちらが今回採血をした頂いた物たち。

(献血した期間によってもらえるものは変わります。詳しくは献血ルームの職員まで)

 

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文具セット。

ファイルやルーズリーフはともかく20枚のカードが入るケースが意外と実用的で嬉しかったです。

 

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洗剤(トップのナノックス)。

これは我が家の洗濯大臣である妹に渡しました。

 

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キティと献血キャラとのコラボ皿(非売品)

これに関してはもう1つの選択肢としてキャラクターの絵が描かれたタッパー(?)もあって2つから選べます。

はじめは「重いものもつなっていってたのに皿渡すんかい」とおもってタッパーにしたのですがすると職員の女性が「えー!こっちでええの!コノ皿非売品で今押してるんですけど」とおっしゃるではありませんか。

そういわれるとその皿を選ぶしかないので「じゃあ、こっちで」というと「ああ、いやいや無理せんでもええよ」と断ってくる。

いや、どっちやねん!

結局「いやいや、そっちが仰るからにはこれにしないと」と押し切り皿を持って帰ってきました。

職員さんの対応も私のように接する人によってはかなりフレンドリーになります。

(大阪の献血ルームだからかもしれんけど・・・)

 

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そしてこちらが献血カードとポイントカード(?)

献血カードは全国で使えるので次からは面倒な手続きナシにスムーズに献血が出来そうです。

 

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 また献血カードの裏には次に献血ができる期間が印字されています。

私の場合は12月に献血したので次に出来るのは3ヶ月後の14年3月。

意外と期間を空けないといけないみたいです。

一方成分献血の方は血小板を取った後は血をまた体に戻してくれるため体に負担が少ないからなのでしょう、2ヶ月後に行うことができます。

今度は時間をとって成分献血にもチャレンジしてみようかなと思ったちゃぼなのでした。

初めての献血を終えてみて・・・

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そんなこんなで初めての献血は無事に終わりました。

また機会があれば積極的に行ってみたいと思います。

でも献血に行く際は以下の点は了承した上で行った方が良いと思います。

一旦献血ルームに行くと雰囲気的に「やっぱり辞めときます」と断りづらいですからね。

  • 最低でも1時間以上の時間がかかってしまう
  • 血を大量に抜くので気分が悪くなるなどのリスクを伴う
  • 血の濃さや条件によっては献血を断られる可能性がある
  • 献血を断られても記入した情報は消してくれないので人によっては嫌な気分になるかも
  • 注射針はかなり太いので血や注射が苦手な場合はかなりキツイ
  • ダイエットに効果があるかは不明(おかんは献血すると肩こりがマシになった「気がする」と言ってた)

 

献血は寄付とは違い無料で出来る(血をあげてるから無償ではないですが)社会貢献、人助けでもあります。

あなたも興味があり、なおかつ時間がある際は一度チャレンジしてみてはどうでしょうか?

 

>>>大阪府の日本赤十字血液センターはコチラ<<<

(血液センターのサイトは都道府県ごとにURLが違いますので他の県にお住まいの方は「県名+血液センター」で検索してみてください)



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