やっぱり学ぶ上で謙虚さって大事ですね
少し前に読んだビジネス書『大富豪の仕事術』。
今日はその本書からビジネスにおいて必要不可欠な謙虚さについて紹介。
なにこの真面目なブログ・・・!
私が利用している月刊ビジネス選書について
私が現在利用している数少ないサービスの中で『月刊ビジネス選書』というものがあります。
これは、海外のビジネス書の中の名著を翻訳して毎月1冊送付してくれるというもの。
社会人になってからビジネス書を読むようになったのですがその時勉強していた教材がオススメしていたビジネス書を読み尽くすとあとはネットなどの情報を頼りに自分で購入しなければなりません。
ビジネス書には当たり外れも結構あるのでたいして収入もない私はそんなにポンポン買えません。
そんなときにこのサービスを知りました。
海外には日本にはない素晴らしいビジネス書がたくさんあるのですが、元々ビジネス書の需要自体が少ないので翻訳して大々的に刷ったところで収益が見込めるものでもありません。
その為月額制で会員を募りその人たちだけに送付しようというシステムらしいです。
横着な私にとっては毎月名著を向こうが選んで送ってくれるので願ってもいないサービス!ってことで早速申し込んで今に至ります。
(自分に必要なかったら理由を明記して返送すればお金は引き落とされません)
そんなこんなで私が読んだビジネス書の中から適当に抜粋して紹介しつつ『らいふはっく』のカテゴリの記事も適当に溜めていこうかなと思っとります。
ではさっそく今回紹介する『大富豪の仕事術』より
謙虚さが持つ3つの重要なメリット
人間が物事を学ぶ時に一番邪魔になるのが『プライド』。
プライドがあると人は自分に「それができない」「能力がない」ということを認めなくなります。
それなりの年になり、既にある程度のプライドを持っている私たちが新しい物事を素直に吸収するためには『謙虚さ』が必要になってきます。
謙虚さを持つことで得られる重要な3つのメリットは以下
1.より愛される
謙虚な人(特に、素晴らしい結果を出しても謙虚な人)は人からとても好かれる。(P.183)
普段から自分の地位や達成してきた仕事のことを雄弁に語る人よりも謙虚な人の方が好かれることは明らか。
2.協力しやい
謙虚な人は周りから協力してもらいやすい。というのも、気の強い人に対して自分の考えを無理強いしようとしないからだ。(P.183)
周りから好感が得られるだけでなく謙虚な人は相手の意見を聴く姿勢も自然と持っているので協調性が高い。
3.素早く簡単に学べる
謙虚な人は質問したり、間違えたりできて、失敗してもきまり悪く感じない。これは、彼らを助けたいという善意ある人たちの関心を引く。謙虚な人は最高の師を得て、その師から多くを学ぶ。(P183,184)
プライドのある人は分からなくてもなかなか質問できなかったり、間違えたり失敗することを恐れます。周りに人の目があるときは尚更。
プライドの高い人がいち早く謙虚さを身につけるためには
本書には誇り高き人が謙虚さを身につけるための方法として以下のことを挙げています。
私も基本卑屈なくせに時には変にプライドが高かったり(表には出しませんが)します。
本書にはそういった人に対してはこんなアドバイスが。
1.真実を受け入れることから始める。
あなたはよい人だ。でも、それは何でも上手にできるという意味ではない。鏡を見て、身につけたいスキルを考えてみよう。それから、「今は●●ができないという事実を認めます」と声を出して言ってみる。この練習を、気にならなくなるまで繰り返そう。(P.184)
実際にやってみると分かりますが口に出すだけでも恥ずかしいのに鏡で自分の姿を見ながらだとさらに恥ずかしいです。
ですがその分しっかりと印象には残るのでふとした瞬間に思い出すことが出来ます。
家族や友人に見られないように一度やってみてください。
またこれ以降、更にハードルは上がりますが次の段階として自分にその能力がないことを無関係な人→関係のある人→叱責できる立場にある人に順に告白せよとあります。
これに関してはさすがに叱責できる立場にある人には言えずとも無関係な人に告白してみるのはそう難しいことではないでしょう。
謙虚になるのは簡単な事ではないけれど
「謙虚になれ」と言葉で言うのは簡単ですしその方がいいというのはなんとなく皆さん分かるかと思いますがこれって年齢を重ねていたりキャリアがあると本当に難しいことなんですよね。
これを書いている時に母の職場での愚痴を思い出しました。
私の母はおこわの弁当屋さんで社員として勤務しているのですが、弁当屋という性質上色々な人が流れ着いてきます。
その中には『以前小料理屋などを開いていたが失敗して店をたたんだ人や厨房でそれなりの地位にいた人』などもいるわけです。
そしてもちろんそういった人たちには「自分達は料理屋でプロとして働いていたことがある」というプライドがあるのでチェーンの弁当屋の細かいやり方1つにもいちいち異を唱えたり我流でやってしまったりするのだそうです。
確かにそういった人たちにとっては素直に弁当屋での働き方を学び、受け入れるのは難しいでしょうけど『謙虚さ』を持ち一旦自分には才能がなかったと認められれば新しいやり方も素直に受け入れられたはずです。
彼らだって能力があったら弁当屋なんかで働かずにそのまま料理屋を続けられたでしょうから。
あなたも学ぶ上での謙虚さを手に入れたいと感じたらまずは鏡の前で現実を受け止め、「自分には能力がないのだから素直に学んで行こう」という姿勢を持つことから初めてみてはどうでしょうか。
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ちゃぼさんこんにちわ。
わざとらしくない、自然な謙虚さを身につけるって難しいことですよね。
私も最近すごくこういうことを考えてました。
とりあえず、能力のない自分を「許す」ということを心がけたら大分楽になってきましたが…
鏡の前で自分と向き合うの、しんどいだろうけど効きそうですね。
プライドと劣等感って、相反するように見えて実はがっちり組み合わさってたりするから厄介です。
そして「おこわのお弁当屋さん」でお腹鳴りました。
おこわ専門なんですね!素敵…!!
トナさんばんわっす。
>わざとらしくない、自然な謙虚さを身につけるって難しいことですよね
大事だということはみんななんとなく分かるんですが本当に難しいんですよね・・。
私も最近人と接する時は意識するようにしています。
(みきてぃやでっくす等は除く)
>プライドと劣等感って、相反するように見えて実はがっちり組み合わさってたりするから厄介です
まさにその通りだと思います。
劣等感が強ければ強いほど劣っていると認めたくない気持ちが出てきてつい意地を張っちゃいます。
>おこわ専門なんですね
カレーおこわとか季節によってはなぞのメニューも出てきますが基本美味しいです!
『米八』っていうとこです(´・ω・`)